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最前線物語 The Big Red One |
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| [概要] 第一次大戦を生き残った軍曹が、4人の若い兵士を率いてヨーロッパ戦線の最前線を転戦する姿を描く。 |
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| [映画賞] |
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| [ソフト化] ビデオ・LD・DVD |
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| [Goods] チラシ |
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| レビュー人数 |
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| 平均点 |
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| Shawshunk |
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| いいですね、サミュエル・フラー!といっても彼の映画はこれしか見たことがありません。でも、彼の最高傑作であることには代わりありませんが。なにかテレンス・マリックが「シン・レッド・ライン」で記憶されるのと似ています。リー・マービン兄貴、やっぱあんたは素晴らしい。この映画の基調を見事に仕切りましたね。基本的には「プライベート・ライアン」とよく似ていますが、声高にヒューマニズムを叫ばない抑制の利いた、ある意味では醒めたような演出が戦争という物をよりリアルに感じさせてくれます。転戦につぐ転戦。まるで「戦争映画のロードムービー」のようです。若い兵士たちもマーク・ハミル、葉巻のロバート・キャラダインとなかなか粒ぞろい。戦闘シーンはあくまで歩兵の視点からの描写に徹しているのが良い。歩兵戦闘の地味さ、辛さ、やるせなさなんてものが伝わってくるようです。それを淡々とこなすマービン兄貴。惚れますね、これ。スタイナーに次ぐキャラではないでしょうか?ラスト、ユダヤ人収容所で生き残りの少年とのつかの間のふれあいと唐突な死。うまいですね、職人フラー。採点は9点。 | |
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| バロン エレファント |
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| 兵隊が戦争に行くとはどういうものであるか、について実感できる映画です。 一般社会の会社などでも、足でまといの新人が入りますが、先輩がなんとか面倒をみます。 でも最前線では面倒をみてる間に戦死してしまい、残ったヴェテランだけが転戦できる、戦場とはこうした世界なのでしょう。 教え事では無い、経験にもと付いた自己防衛本能、これを持つ者のみが転戦して行く過酷な世界なのでしょう。 こうした構図の中でさらにリアリティーを増しているのが、食事のシーンの多用です。 人間は食わねば戦えませんし、最前線では 缶詰 を食べながら行軍の事もあれば、ご馳走にありつける事もある、しごくあたりまえの描写が淡々となされます。 クライマックスにアイシュビッツに代表される戦争犯罪と、停戦による 英雄と殺人の境目を問題提起し、コンバット映画版は終わりです。 点数は、さて、8点でしょうか。 |
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| 赤男爵 |
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| この映画が製作された1980年、アメリカは第二次世界大戦を実際に経験した世代が現役を引退し、若者達はベトナム戦争敗戦の後遺症から未だに立ち直れていなかった。 この作品は過去の栄光を振り返ることでアメリカの前途を照らす光明になればとでもいうように、アメリカ陸軍が参加したヨーロッパでの主要な戦闘をずらりとスクリーンに再現する形式となっている。70年代後半から戦争映画は斜陽化しつつあり、本作は必ずしも成功した作品とは言えず結果として凋落に拍車をかける事となってしまったのは戦争映画ファンとして残念。 登場人物はLマービンという超ベテランに対してMハミルほか高校生みたいな兵隊、つまり新旧両世代の代表選手たち。製作意図としては新世代の若者が旧世代の古ツワモノの指導のもと、厳しい戦闘で鍛え上げられて逞しく成長していくストーリーにしたかったのだろうが、正直言って失敗。戦場を転戦し戦闘をくぐりぬけるのもどこか実習旅行のようで、最後までハイスクールを卒業できないままで終わる。仮に仲間のうち何人かが悲惨な最期を遂げていれば、生き残った者は勇敢な兵士に脱皮できたことだろう。分隊が転戦する局面での色々な逸話を日記風に淡々と描いただけでミッションがはっきりしないことも戦争映画としてパンチ力不足。 映像表現の面では、ドイツ軍のアフリカ軍団の機甲部隊が戦後型のM4戦車をそのまま使用しているという冒頭のコケた印象、即ちリアリズムの欠落がそのまま全編に流れてしまっている。だから最後に解放される強制収容所もそれらしくなく、そのためグッと盛り上がるべきところが中途半端に終わり感情移入も不完全にならざるをえない。 北アフリカからイタリア、そしてドイツ本国とアメリカ軍の辿った戦場を紹介しているので戦争映画の入門編として見るにはいいという程度の評価で6点。 なお『バンドオブブラザーズ』はノルマンディーから北フランス、オランダ(マーケット・ガーデン作戦)そしてドイツ本国と別ルートだが強制収容所解放も含めて同じような視点で作られているが、さすがに20年あとの作品だけあって考証の正確さ、スケールの大きさ、物語性すべてにおいて格段の違い。 |
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