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ナバロンの嵐 Force 10 from Navarone |
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| [概要] ユーゴの最重要戦略拠点であるネレトバ橋をめぐってドイツ軍と死闘をくり広げるパルチザンを救出するためダム爆破に挑む特殊部隊を描く。「ナバロンの要塞」の続編。 [関連作品] |
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| [映画賞] |
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| [ソフト化] ビデオ・LD・DVD |
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| [Goods] チラシ |
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| レビュー人数 |
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| 平均点 |
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| comando |
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| 作品自体はB級戦争アクション映画でしょうが個人的に非常に気にっている作品です。
ナバロンの要塞を無事破壊したマロリー御一行様へ課せられた新たな作戦は、ユーゴスラビアへ逃亡したドイツのスパイを暗殺する事(いきなりスケールダウンの作戦です)。 実際にはレネトバに掛けられた巨大な橋を破壊する作戦のサポートなんですけど(笑)。 それでは作品の印象について少々。 小説版はどちらかと言えば多少地味な印象を受けますが(有る意味、此方のほうか映画よりリアルです)、映画版は徹底的に娯楽性を追及していますので最後まで飽きません。 特に違いが顕著なのはダムを破壊するシーンでしょうか。小説版は爆撃機より投下された大型爆弾をダム底へ沈める方法ですが、映画版では皆様ご存知の通り苦労して入手した対戦車地雷の火薬をダム内部へ仕掛けます。 ダム崩壊のシーンも、小説では一瞬の出来事なのに、映画版では最初は”失敗したか?”と見せかけ徐徐に崩壊していきます。ダムオープンセットの見事さとBGMの相乗効果で心踊るシーンになります。 登場人物について前作と比較すると、マロリー大尉役はG・ペックが断然ハマリ役。ミラー伍長はD・ニーブンでもE・フォックスでもOKですが作品の雰囲気には後者が合っていると思います。ニコライは断然ネロ様のKO勝ち(爆)。 登場AFVはT34/85、改造装甲車多数、キュベルワーゲンと言ったところです。航空機はランカスター(セット及び模型?)とイスパノメッサー(借り物シーン?)です。 全体の印象はオープンロケの雄大さを堪能出来、肩肘張らずに気楽に観れる娯楽映画に仕上がっていますので、”ご家族皆で楽しめる映画”です。 ロン・グッドウィンのテーマ曲も明るく乗りが良いので大好きな戦争映画テーマの一つです。 ストーリーの面白さ:3点、テーマ曲の良さ:3点、バーバラ様の入浴シーンへ2点(?)です。 PS:カール・ウィザース様へ一言、”滑走中の爆撃機への飛び乗りは大変危険ですのでお止めになった方が宜しいかと。” |
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| Hiro |
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| 戦争の悲惨さ血生臭さを余り感じさせない、楽しめる映画だと思います。一番好きなシーンはフランコ・ネロが夜の操車場で一服する所。 ホント仕事の出来るスパイ・・任務は成功(?)、美味そうなタバコです。全体的に見ると、どんな時でも悲観せずに諦めない、素晴らしいものがあります。 王党派(ドイツ軍)に捕まって、銃を突きつけられてお宝(?)堀りに行かされるところで、「このままアドリア海まで歩くか」の台詞がいいです。 |
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| たんたんぼーず |
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| テーマ音楽の軽快なマーチは大好きです。冒頭、「ナバロンの要塞」爆破に成功して、軍艦に回収されたロバート・ショーとエドワード・フォックスがずぶぬれのままマグカップからラムをグビリとやって、ニヤッと笑うと、「ジャッ・ジャカジャカジャーッ・ジャッ・ジャッジャッジャーWャーラララン!」って軽快に始まる映画。 最初は「ナバロンの要塞」と全く別の映画だと思ってました。だって「ナバロンの要塞」で任務と個人の葛藤に苦しんでいた孤高のマロリー少佐は、今回でっぷり体型になって冗談連発してるし、斜に構えた知性的なミラー伍長も、マロリーさんに輪をかけて悪ふざけばっか(「ナバロンの要塞」では対立してたのに)。「ナバロンの要塞」のハードボイルドタッチから一転した、この軽いノリが、いいところではあります。 にしても、中盤でバーバラ・バックがフランコ・ネロにあっさり殺されるのは、納得できません、というか勿体ない。この二人を恋人同士にしておいて、逃避行の最後に貨車の中で、正体を悟ったバーバラお姉さまが、(ネロ兄に陵辱された後に)ネロ兄を涙ながらに射殺する、とかしたら面白かったのに(「ナバロンの要塞」と同じやんけ!ってツッコまないでぇ)。 ミラー役のエドワードtォックスは、「ワイルドギース2」や「007ネバーセイ・ネバーアゲイン」でも、おちょくりギャグ連発型上司を演じていましたが、これが「ジャッカルの日」に始まる彼のハードボイルド路線からの転換点でしょうか。そういえばリチャードLール、バーバラ・バック、ロバートVョーみんなボンド映画でのし上がった俳優ではないですか。 ユーゴ陸軍の全面協力で撮影したラストの戦車隊も迫力ありましたが、ナチス戦車がT34なのは仕方ないにしても、戦車兵の帽子までソ連陸軍のものをかぶっているのは、なんだか萎えちゃいます。ここはビットマン風なのを斜にかぶって、ヘッドセットをつけてくれないと赤軍民兵みたいで格好悪いですよ。 なんだかんだいっても、この映画の人を喰った、おちょくりテイストは大好きです。真面目なハリソンtォード坊っちゃん隊長を、ミラーやマロリーと一緒になっておちょくっている気持ちにさせられます。いまでもちょくちょくビデオでみて笑っています。 |
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| 赤男爵 |
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| どうしても『ナバロンの要塞』と比較してしまう。 登場人物ではRショーがマロリー少佐役。当時売出し中のHフォードはアメリカ軍の中佐。階級が上ということでコマンド部隊の指揮官となるのだが、Rショーの方が貫禄勝ち。でもこの人あまり働かないところが前作のGペックとの相異点。働くのは多種多彩な爆発物が入ったスーツケースを抱えて飛び回るEフォックス、ユーモアたっぷりのセリフが楽しい。他にはマッチョ系のCウェザースも予定外の参加者。女性は大きな瞳と個性的な表情がウリのボンドガール、Bバックが、ユーゴ抵抗組織の女戦士として登場する。『ナバロンの要塞』にはなかった枢軸側敵対者としてFネロ、怪人Rキールがなかなかいい立ち回りを見せて味付けに一役かっている。ついでに言えばシュレーダー少佐は教条主義タイプではなく、カネと女を第一義に考えている俗っぽさがいい。ということでキャストには不満はない。 しかし、この映画の問題点はミッションとストーリーの組立てがはっきりしていないこと。当初の任務はユーゴに潜入してFネロを殺害することだった。登山家のマロリーと爆発物の専門家ミラー伍長が選ばれたのは「面」を知っているからという理由だけ。Hフォード率いるコマンド部隊が隠密裏に出発する矢先、その場に現れた憲兵隊とひと悶着して、脱走兵Cウェザースが便乗する。やれやれと思ったのもつかの間、今度は搭乗機が戦闘機に撃墜されてコマンド部隊は潰滅状態。味方のはずのユーゴのパルチザン組織と思いきや実は枢軸側で味方は全員拘束される。逆に目的のFネロは本物のパルチザンの将校として活動している。スムーズな流れに乗れない感じがするのは、多分サスペンス性を盛り上げるためということなのだろう。だがパルチザンと合流したあと新たなミッションが課せられる。差し迫るドイツ軍機甲部隊(T34はご愛嬌)の攻撃を食い止めるために進撃路となる鉄橋を破壊すること。あ、だから爆破のプロ、ミラー伍長の登場となる訳か!規模と困難さにおいてこっちの方が数段レベルが高い。上流のダムを爆破し、巨大な鉄砲水で鉄橋を戦車もろとも押し倒してしまうというアッと驚く作戦。最初は小さな爆発だけで何も起こらない、わずかな予兆が起き、続いてダムが崩れ始めそして大決壊にいたるの間で高まっていく恐怖感のようなものまで描ききっていた。続いて地響きと共に押し寄せる大洪水、戦車もろともに崩れ去っていく鉄橋、ダムも鉄橋もミニチュアなのだが、それを感じさせないカメラワークが良かった。このフィナーレは圧巻。 作戦は成功したものの、マロリー達は味方側ではなくて敵側に取り残されてしまう。何となく続編を期待させるようなセリフで終わるのだが、結局第3弾となる続編は無し。やっぱり『ナバロンの要塞』の続編としてはパンチ不足の小物で終わった感あり。『ナバロンの要塞』がヒットしたのは60年代初めの戦争大作映画の勃興期。しかし70年代後半には戦争映画は既に斜陽化しつつあり、柳の下の二匹目のドジョウ狙いで続編を作るには年月が経ちすぎていた。観客は『ナバロンの要塞』の二人を知らない若い世代か、印象深く覚えている世代かどちらかだった。二人が出てくることの必然性がないのに敢えて使い、しかもキャラをかなり変えたことが両世代にネガティブだったと言えそうだ。結果論だがマロリー少佐、ミラー伍長ではない別の登場人物にすっかり入れ替えて『ナバロンの要塞』とは全く関係のない別作品にした方がよかったのではないか。(あるいは逆にスタブロ大佐役でAクィンを出して続編であることを強烈にアピールするかのどちらか。)ということで評価は前作から差をつけて6.5点。 |
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