|
|
![]() |
ナバロンの要塞 The Guns of Navarone |
||||||||||||||||||||||
|
|
|||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||
|
|
|||||||||||||||||||||||
|
|
|||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||
|
|
|||||||||||||||||||||||
| [概要] エーゲ海ナバロン島にあるドイツ軍要塞破壊の命令を受けた6人の特殊部隊の活躍を描く。 [関連作品] |
|||||||||||||||||||||||
|
|
|||||||||||||||||||||||
| [映画賞] アカデミー賞(1961) 特殊効果賞 ゴールデン・グローブ賞(1961) 作品賞 |
|||||||||||||||||||||||
|
|
|||||||||||||||||||||||
| [ソフト化] ビデオ・LD・DVD |
|||||||||||||||||||||||
|
|
|||||||||||||||||||||||
| [Goods] |
|||||||||||||||||||||||
|
|
|||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||
| レビュー人数 |
|
| 平均点 |
|
| HIDEO |
|
| 実は私、この映画がきっかけでロッククライミングを始めてしまったんですよ。 鑑賞初回は小学生でしたけど、大人になったらマロリー大尉みたいになるんだ!! って思いこんでまして、気が付いたら・・・・ただの、おっちゃんになってました。 ハハハハハ。 さて、前置きはこの位にして映画の感想に入ります。 今見ると流石に時代の経過を実感せずにはいられません。幾ら当時は戦争コマンドものの草分けと持てはやされていても、随所に見られる”古臭さ”は否めません。 個人的な考えですけど、古典映画として見るには目新しいし、近年の進歩した映像からみれば物足りないし、と今となっては中と半端な立場になっている映画のような・・・。 特にTVとかで60年代のアクション映画に馴染みの有る30歳中頃以上の人には判ってもらえると思うのですが。あれだけ、画期的・斬新な映画が今みると何だか物足りないっていう感覚ありませんか? 各項目について <ストーリー> 色々書かせていただきましたが、私が結局この映画から受けるイメージというのは、戦争という設定を借りた、冒険への憧れみたいなものが強くあり、現在も続いています(ある種懐かしさを加えて)。かなり贔屓が入ってしまいますが、思いでを大事にしたいので9点とさせていただきます。 |
|
![]()
| NANA |
|
| ストーリー4点(5点満点)演技3点(3点満点)考証1点(2点満点)
アリステア・マクリーンの冒険小説の映画化です。 <ストーリー> マロリー大尉が高名な登山家であり、だからこそナバロンの絶壁を登攀できた、という設定。さらには、ドイツ軍将校にも登山家がおり、捉えられたマロリーに対して同情と尊敬の念を持ちながらも「こんなところで会いたくなかった」というあたりに「平時と戦時」との人の有り様が見て取れます。 できれば、戦争前にアイガー北壁を登攀するシーンなり、吹きすさぶマッターホルン北壁で必死に仲間を介護するシーンなりが回想シーンとして挿入されていれば、よりマロリーの個性が強調できたのではないかと思います。ストーリーのマイナス1点は、マロリーの背景描写の不足分です。 <演技> <考証> |
|
![]()
| 祥優 |
|
| 古い印象なんですけど、けっこうはらはらしたりどきどきしたりで、すごく楽しめた戦争映画でした。史実に無いんですよね?それって、ちょっと敬遠気味かなあ、と思ってたんですけど楽しめました。ストーリーが史実に無い話だから、結構楽しく作られたんだと思います。そうかああ。レジスタンスで実はスパイだった女性、奇麗でしたよね。昔の女優さんてほんと戦争中って感じがしなくて、奇麗にして登場するんですねえ。うんだからアクション戦争映画って所で娯楽大作になるのかなあ。でも出てくる兵器は米軍の装甲車とかだったから、それは・・うーん。あの位昔の映画だから、それにフィクションだから、そこ辺は大事にして欲しかった思いがあります。あの、でっかい砲台の砲兵?一杯いましたけど、みんな何か白い上っ張りみたいなの着て、あんなのあるんでしょうかもしあるんだったら悪いんですけど、どうもショッカーとかデストロンの秘密基地っぽくて、軽い感じがしちゃいました。あと、最後あたりの、機関銃で堂々と撃ち合うシーンがあったけど、あれもリアリティに欠ける一因かなあ。・・せっかく、あまり考えなくてよくて、はらはらどきどきの楽しめる戦争映画なんだから、小さな考証を大事にして欲しかった・・だから わたしにしてはちょっと辛い点数 8点にしよう。惜しい! | |
![]()
| 赤男爵 |
|
| 少人数のコマンド部隊による難攻不落の巨大要塞砲の破壊というのが任務。潜入に使うおんぼろ漁船は嵐で座礁、垂直の絶壁を登る途中で重症を負い足手まといとなる指揮官。支援するはずのレジスタンスは女性がたった二名。敵は執拗に追跡して来るだけではなく、行く先々に先回りして待ち構えている。携行した爆薬は何者かが工作し使い物にならなくなってしまう。敵のスパイが入り込んでいるのだ。そんなありとあらゆる逆境をひとつひとつ克服し、ミッションに立ち向っていくガッツ、プロフェッショナリズム、チームワークとリーダーシップを描ききっている。士官には昇進したがらないミラー伍長、マロリーをいつかは殺すかも知れないスタブロ大佐。そのスタブロ大佐に「あんたが好きさ」ってさらりと言い切る男気のマリアといった登場人物たちの過去や人間関係の描写にも秀でている。 戦争映画ではあるが、むしろ一昔前の冒険活劇風な手法と展開。だから「芝居じみた」演出も目に付く。例えば村の広場で婚礼の宴の歌声が響く中ドイツ軍の軍靴の響きが段々近づいてきてあわや村人達は銃撃の巻き添えになるかという瞬間に銃を下ろすシーン。スタブロ大佐が正体がばれているにもかかわらず、自分は軍人じゃない、 無理矢理いっしょに連れて行かれた漁師だ、と言いながらのたうちまわるシーン。そしてミラー伍長がスパイは誰かを暴く謎解きのモノローグからそれに続くスパイ本人の最後の懺悔と処刑。だがこういったお芝居にもついつい引き込まれてしまうのはストーリーが急転回するときの鍵となる場面だからだろう。 戦争映画ファンとしては、ドイツ海軍の巡視艇との銃撃戦はまだ我慢できても、ナバロンの町中で大暴れする陽動作戦にはがっかりする。特撮についてもランカスターとおぼしき機体のぎこちない着陸、高く上がる水柱の間を進むミニチュアの艦や大爆発によってぽっかり大穴があいたナバロン島は頂けない。 逆に良かったのは、最終目標である巨大な要塞砲の全貌が初めて現れるシーン、セットと分かっていながらその迫力に思わず息を呑む。またギリシャが国を挙げて撮影に協力したおかげで戦車、軍用車両、大砲はスクリーンに豊富に登場して雰囲気を盛り上げている。ドイツ軍の描き方は問題なしとしないが、ちゃんとドイツ語を喋ったり、国防軍と親衛隊を使い分けていたりしてある程度は正確。敵を欺くために、傷ついたフランクリン少佐に偽情報を聞かせ敵の手に委ねる。筋書きどおり自白させるため「スコポラミンを使え!」という冷酷無血なセリフ、拷問もひどいが人間性の否定みたいな気がして恐怖を感じた。 総体的に現在の戦争映画のレベルと比較するには苦しい面があるが、もはや古典的映画に入ったという評価で7.5点 |
|
![]()
| ジェイ |
|
| ストーリー 3点、映像 2点、戦闘シーンのリアルさ 1点
評価は6点で、これまでの3作品のうちの最低ですが、好きな映画です。理由は、ヒューマン・ドラマとしての各登場人物の性格描写になかなか魅力があるからです。また、僕が大好きな俳優の一人である、デイビッド・ニブンが出ていることも、僕にとっては この映画は、不幸にも、歳を取りました。こんにちの水準で観ると、特に戦闘シーンが稚拙で、大きく減点せざるを得ません。しかし、それでも決して観て損になるような映画ではないでしょう。ポイントは、やはり、各キャラクターの描写です。それぞれ、内に秘めた過去を持っており、それが、苛酷な任務の遂行の過程で徐々に明らかになってゆくところは、重厚です。グレゴリー・ペックの指揮官は、「頭上の敵機」のB17爆撃機隊の指揮官と似通った、指揮官の孤独を好演しますが、少々重過ぎるかもしれません。子供の頃ファンだった、「タイムトンネル」の主役の一人だったジェームズ・ダーレンの一途なパルチザン像は爽やかでした。この他、アンソニー・クイン、アンソニー・クエイル、イレーネ・パパスなど、芸達者が脇を固めており、陳腐な表現ですが、それぞれ燻し銀のような演技で作品を引き締めています。 しかし、それでもこの映画が「時代」を感じさせるのは、底辺に流れる、「戦場の勇気」に対する、殆ど単純明瞭な肯定のためかもしれません。今の僕達は、そうした感傷に素直に同情できないところまで「進化」してしまったのでしょうし、また、それで良いのだと思います。 僕が「ナバロンの要塞」を初めて観たのは、もしかしたら小学生の頃だったのではないかと思いますが、一つ、強烈に印象に残った場面がありました。それは、途中からペック達、砲台攻撃隊に参加する若い女が、実はドイツ側のスパイで、それを暴こうとして、ニブンが演じる爆薬の専門家が、彼女の衣服を引き裂いて背中をむき出しにし、ナチに拷問されたときについたという鞭の跡が無いのを皆に見せる場面です。あの女優、名前も覚えていませんが、子供心にもどきりとするくらい、それは美しい背中でした。あの後、ペックは、泣きじゃくる彼女を拳銃で処刑しますが、あのとき、何か、彼女は、「美しかったために処刑された」ような気がして、やり切れなく思った記憶があります。 以前、「どんな映画でも、強く印象に残るシーンや映像があれば、それだけで観るに値する」と書いたことがありますが、「ナバロンの要塞」には、この他にも、そうしたシーンや映像がいくつもあります。まず、冒頭、パルテノンに刻まれた女神像の映像。切り立った崖の峻烈さと、それをよじ登る男達の苦闘。そして、作戦が成功し、砲台が破壊されたとき、沖を行く艦隊が一斉に霧笛を鳴らして祝うシーン。どれも立派です。 そこへ持ってきて、先にも述べた通り、充実した演技を見せる俳優達の存在があるのですから、やはり、魅力的な作品だったと言えると思います。「戦争映画」としては、6点しか付けられませんが、「純粋に」映画として評価するなら、7点は上げたいと思いますが、僕も古い人間なのかもしれません。 |
|
![]()
| ハウプマン |
|
| ドイツ軍フリークにとっては、「ふざけんなよ」と怒りたくなる典型的戦争映画の古典。ドイツ軍には良いところがまるでなく、適当に凶悪で、適当にやられてくれる格好の敵役に描かれているところが実に情けない。
特殊技能を持った少数精鋭がドイツ軍後方に潜入し、堅固な軍事施設や精強なドイツ軍部隊を壊滅させるといった戦争娯楽映画のパターンを確立したという点では評価(あるいは批判!)される映画であることは間違いないでしょう。まるっきりのフィクションでありながら、かくも堅固で驚異的なドイツ軍像を作り上げている(それが、また面白いときている!)原作者の力量はさすがです。特に、ナバロン島到着までの前半の作りは丁寧で、「古き良き時代」を感じさせる。同時にそれは尻すぼみに収束していく後半とのバランスを崩していて、見事な肩透かしを食わせてくれます。しかし、子どもの頃はこの映画を実話と思ってしまったのですから、なんとも恥ずかしい。アカデミー特殊効果賞に輝く名作ながら、さすがに今見ると、古い。TVドラマ「コンバット」が今なお色褪せないのに比べ、その点残念ですね。 |
|
![]()
| Shawshunk |
|
| 往年の戦争アクション、「ナバロンの要塞」はその風格とオールスターキャストからいわゆる「名作」のランク付けがなされているようだが敢えて異論!これは「超大作の形を借りたB級アクション大作」なのだ!とはいえ、見所は随所にある。この映画の白眉はオープニングの「ドイツ海軍警備艇の瞬時殲滅」に尽きる。当時の映画でこれほどスピーディにこれほど残酷に大量のドイツ兵を葬り去るシーンを私は知らない。何しろブレンガンを至近距離(50cmほど)からドイツ兵の腹部に浴びせるのである。最後は手榴弾で警備艇を海底に葬る。こいつは凄い映画になりそうだ、と思わせておいて、その後テンポはどんどん遅くなってゆくのである。その理由は大スターを起用したことにある。ストーリーにそれぞれのスターを絡めなければならない。だから冗長な場面が生まれる。(遠すぎた橋のように!)まあ、制作年度を考えれば当然なのかもしれない。この映画がB級たる所以は、クライマックス近く、若いギリシャの俳優(名前を忘れた)がステンガンを連写する場面。まるで西部劇の決闘のように直立して進みながら撃ちまくるのである。しかもそのステンガンは排夾しない。ガスで点火するプロップなのだ。このあまりといえばあまりな仕打ちによって、B級決定!こんなことを言うのは失礼かもしれない。しかし「純粋な戦争映画フアン」とってはこの映画はポイント低いと思うけど、みなさんどう考えますか。 | |
![]()