地下水道
Kanal
They Loved Life
Ils Aimaient La Vie

製作国 ポーランド
製作年 1956年
公開年 1958年
時間 96分

時代背景 WW2


製作会社 カドル
監督 アンジェイ・ワイダ
原作 イェジー・ステファン・スタウィニュスキー
脚本 イェジー・ステファン・スタウィニュスキー
撮影 イェジー・リップマン
音楽 ヤン・クレンズ
出演 テレサ・イゼウスカ
タデウシュ・ヤンチャル
ヴィンチェスワフ・グリンスキー
スタニスラウ・ミクルスキー
エミール・カレウィッチ

[概要]
ワルシャワ蜂起前夜、地下水道へと逃げ込んだレジスタンスの1小隊を描く。

[映画賞]
カンヌ映画祭(1957)
審査員特別賞 

[ソフト化]
ビデオ・LD 

[Goods]







レビュー人数
2人
平均点
8.5点
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Zach Bass
9点
「地下水道」、初めて観たのは小学生の頃だったでしょう。
当時、和製の戦争映画は暗い「負け戦さ」を題材にしたものが多く、不思議とその暗さに惹かれていた私には、この「地下水道」は幼いながらも魂の琴線に触れる一本となりました。
同時に、戦争映画は「暗いもの」を良しとする傾向を決定付ける一本となった事も否めないでしょう。
これ以降、「血湧き肉躍る」作品や「戦争大活劇」といった作品は如何に大作であろうと私にとっての名作とは成り得ない事となったのです。
勿論、兵器や小火器が好きだったという事も手伝って戦争映画はかなり観た記憶がありますが、やはり戦争は悲惨なもの、称えられまじきものとして描かれた映画に共感を覚えるものです。
そういう意味で、ごく個人的な理由ではありますが、この映画は10指に数えられる名作となっております。

Shawshunk
8点
「灰とダイヤモンド」と並ぶポーランド映画の傑作。不幸な歴史の重みが滲みだしてくるようだ。絶望的な状況。地下水道に逃げ込んでもはや反撃の術もない。傷ついて逃げ回る若者。ポーランドの置かれた立場が悲しい。協力を約束しておきながら見捨てた大国ソ連のエゴ。ひたすらやるせない。だからアクションシーンも、もちろん血沸き肉踊るものではなく、身を切られるような辛さに満ちたものばかりだ。以下羅列。
・なんといってもあの「ゴリアテ」の登場。兵士が引きづられるほどのパワー。
・イギリス軍お下がりの「ピアット」の発射。いかにも命中しそうにないのがわかる。
・MG42の連射。凄い発射速度。補給が大変だったろう。
何か羅列していて辛くなってしまいました。「灰とダイヤモンド」の冒頭の銃撃シーンは結構凄い。(ヨーロッパ的残虐さ)何せ、弾着の後衣服が燃え上がっちゃうんだから!必見。「地下水道」の得点は8点。