[解説]
第二次世界大戦のインドシナ戦線のジャングル地帯の中で、出没する日本軍の大部隊への恐怖に悩まされながら行軍する七人の英軍パトロール隊員。お互いの間には絶えず信頼感と憎悪感がくり返され、捕えた日本兵との間にも人間同士としての友情が生れ、やがて最後のクライマックス、日英両軍の激烈な決戦が展開される。
極限状態に置かれた異なる性格の七人の兵士を、イギリス映画第一線の七大スターが見事に演じ分けているが、その猛烈な噛み合いが最大の見ものである。
出演者は「偉大な生涯の物語」のユダ役と「ナポレオン・ソロ」のイリアで人気絶頂のデビッド・マッカラム、「史上最大の作戦」のリチャード・トッド、「ロミオとジュリエット」「人間の絆」のローレンス・ハーベイ、「孤独の報酬」「赤い砂漠」「テレマークの要塞」のリチャード・ハリス、「予期せぬ出来事」のロナルド・フレーザー。
ウイリス・ホールの戯曲をもとに、「激戦ダンケルク」のレスリー・ノーマンが監督、「サミー南へ行く」のアーウイン・ヒリヤーが撮影、「文なし横丁の人々」のウォールフ・マンコウイッツのシナリオ。音楽は、「星空」のスタンリー・ブラックが担当。製作はイギリス映画界に「パルコン・タッチ」の名を上げた名プロデューサー、マイケル・パルコン。
一九六〇年度作品。1時間45分
原題・長きもの、短かきもの、高きもの。 |