[パンフレット] 353作品

[] [] [] [] [] [] [] [] [] [] [英数字] [プレスシート]

所有しているパンフレットを随時アップしています。珍しい物はありませんがご覧ください。

解説、プロダクションノートはパンフレットの表記そのままで掲載していますので誤字・脱字・旧字・旧仮名づかい等があります。ご了承下さい。

<サ行>

最後の太平洋戦争
最後の決死隊
最後の橋(2種類)
サイゴン
最前線
最前線物語
ザ・キープ
砂漠の鼠
砂漠のライオン
砂漠部隊
鮫と小魚
サヨナラ
さよなら子供たち
さらば外人部隊
サルバドル 遙かなる日々
サンタ・ビットリアの秘密
サン・ロレンツォの夜
ジェット・パイロット
地獄と高潮
地獄に堕ちた勇者ども
地獄の7人
地獄の謝肉祭
地獄の戦場 コマンドス
地獄の戦線
地獄の黙示録
地獄の黙示録 特別完全版
地獄への退却
史上最大の作戦
姉妹と水兵(復刻版)
十字砲火
将軍たちの夜
勝利者
勝利なき戦い
勝利への脱出
ジョニーは戦場に行った
シン・レッド・ライン
シンドラーのリスト
侵略戦線
新13階段への道 ナチ生体実験
姿なき軍隊
頭上の脅威
スターリングラード(2000)
聖なる嘘つき その名はジェイコブ
セブン・ビューティーズ
ゼロ地帯
戦火の勇気
戦艦シュペー号の最後
全鑑発進せよ
潜航決戦隊
潜行突撃隊
戦場(1961)
戦場(1978)
戦場にかける橋
戦場にかける橋2 クワイ河からの生還
戦場の7人
戦場の小さな恋人たち
戦場の小さな天使たち
戦場のメリークリスマス
戦場のピアニスト
戦場を駆ける男
戦塵
潜水戦隊帰投せず
前線命令
戦争の犬たち
戦争のはらわた
戦争のはらわた(R)
戦争プロフェッショナル
戦闘機攻撃
戦略空軍命令
戦略大作戦
総攻撃
祖国は誰のものぞ
底抜け艦隊
ソドムの市
ソフィーの選択
ソルジャー ストーリー
ソルジャー・ボーイ

 

頭上の脅威

1965年4月発行
発行所:大阪映画実業社
A4版16P

[解説]

 東西の力関係は、いま非常に微妙な状態にあって、世界の各国はけんめいに軍備を競い合っています。こんな時、もし正体不明の攻撃兵器が出現したらどうなるでしょうか。お互いに疑心暗鬼の各国は、それをきっかけにして、世界中の人たちを全滅させてしまうような大戦争をひきおこすかもしれません。
 「頭上の脅威」は、今日にも現実に起りかねない、そんな事態を思定して、フランスが誇る最新式の防衛態勢を、大型色彩画面に描き出した異色大作です。フランス海空軍が前代未聞の力ぞえをし、ソ連海軍までが協力したというだけあって、全篇に“本もの”の迫力がみなぎっています。
 舞台はフランス海軍第一の新鋭航空母艦クレマンソー艦上。ジェット戦斗機エタンダールや対潜水艦戦斗機アリゼを搭載した同艦の近代設備が目をみはらせます。
 シナリオ・監督は、日仏合作映画「忘れ得ぬ慕情」や「真珠湾前夜」で日本にもおなじみのイブ・シャンピです。
 撮影は「赤い風船」「リオの男」で知られるカラー撮影の第一人者エドモン・セシャン。航空母艦や戦斗機のメタリックな美しさをあますところなくとらえています。 また、空中撮影の部分は、ギイ・タバリーが担当。アルベール・ラモリスが「素晴しい風船旅行」で考案した新しい撮影技術方式ヘリビジョンを使って、息をのむような迫力を出しています。
 音楽のジャック・ルシエは「真夜中へ五哩」で映画音楽に新風をふきこんだ新鋭作曲家。本来クラシックを研究してきましたが、最近はジャズでも活躍しています。
 主演のアンドレ・スマッグは、本来、若手の映画監督です。「ベン・ハー」「アラビアのロレンス」などの第二撮影班で監督をしていましたが、シャンピ監督に白羽の矢をたてられて、この映画には俳優として出演、飛行隊長ガイヤックの役を好演しています。
 そのほか、「七つの大罪」のベテラン、ジャック・モノをはじめ、マルセル・ボズフィ、ベルナール・フレソンなどフランスの中堅男優が大挙出演。又、クレマンソーの乗組員やパイロットたちも実際に画面に登場して、緊迫感と迫力をもりあげています。

[プロダクション・ノート]

この映画の撮影と「ヘリビジョン」
 この映画は64年6月22日から、空母クレマンソー艦上において撮影され、スタッフは約二カ月間、艦とともに行動、最新鋭の防衛機動力のすべてをあますところなくえがいた。ジェット機のもつスピード感をとらえるために機体にカメラをとりつけるなどの新機軸を採用、さらに、空母の全容をカメラにおさめるためには、ヘリコプターによる「ヘリビジョン」を用いた。この「ヘリビジョン」は機の震動をふせぐための特殊な装置で、アルベール・ラモリスが「素晴らしい風船旅行」の撮影のために考案したもの。
 このときの撮影監督エドモン・セシャンが起用されたのも「ヘリビジョン」撮影の効果を上げるためといわれている。実際、カラー撮影にかけては第一人者のセシャンのカメラが、この映画の成功の一因となったことは疑いのないところである。