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マッカーサー
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[解説] ダグラス・マッカーサー。われわれ日本人の胸に、今なお尽きぬ感慨を呼び起すこの名前。太平洋戦争、そしてあの終戦後の混乱期を通して、彼が日本にもたらした数々の変革は、当時を知る者すべての記憶に生々しく焼きついている。 |
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[プロダクション・ノート]◎マッカーサーを演ずるに当って、グレゴリー・ペックはバージニア州、ノーフォークにあるマッカーサー・シューゼアムや、ワシントンの国立図書館を訪ずれて、マッカーサーに関する資料を読みあさり、また、マッカーサーが登場するほとんどすべてのニュース映画を試写して、その役づくりに役立てた。 ◎「この映画の演出を引き受けられた理由は?」インタビュー記者の質問を受けて、冗談好きのジョセフ・サージェント監督曰く「それや 君、サージェント(軍曹)が、五つ星の陸軍元帥に命令を下せる機会なんて滅多にないからです。」 ◎マッカーサーがPTボートでコレヒドールからオーストラリアに撤退する場面は、カタリーナ諸島のキャット・ハーバーという海辺でロケが行われた。ロケ現場には、ヤシの本一本に至るまで当時のコレヒドールが忠実に再現されたが、思わぬ障害になったのはカタリーナ島に数多く棲息する水牛。草をはみながら、いつの間にかカメラの視野の中に入ってきてしまうのである。フィリッピン地方の水牛とはまったく異る種類の動物であるため、本番中は、これらの水牛を遠くへ追い払うのが一苦労。鉄カブトに銃をかついだエキストラの兵隊たちが、ジープに分乗して敵のゲリラならぬ、水牛の駆遂に汗をかいた。 ◎「時と潮は人を待たず」ということわざがあるが、サンディエゴの浜辺で、マッカーサーのフイリッピン再上陸場面を撮影している時に、まさにこのことわざ通りの事態が発生した。10数隻の上陸用舟艇が河岸にこぎつき、兵隊たちがバラバラと陸に駆けあがるカット。カメラをセッティングして、リハーサルを繰り返した2時間足らずの問に潮が列いてしまい、上陸用舟艇は乾いた砂の上に立往生。撮影隊は急拠、別のシーンの撮影にとりかかって、6時間の満ち潮を待った。 ◎マッカーサーの伝記は、今までに少なくとも140冊以上のものが出版されているが、映画「マッカーサー」の製作に当っては、最も客観的に人間マッカーサーを描いたといわれるミシシッピー州立大の歴史学教授、D・クレイトン・ジェームズ博士の伝記が参考にされ、ジェームズ博士自身、ハリウッドに招かれて、完成台本の監修を行った。 |
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