[パンフレット] 353作品

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所有しているパンフレットを随時アップしています。珍しい物はありませんがご覧ください。

解説、プロダクションノートはパンフレットの表記そのままで掲載していますので誤字・脱字・旧字・旧仮名づかい等があります。ご了承下さい。

<英数字>

08/15
戦線の08/15
最後の08/15
1941
5月の7日間
633爆撃隊
7月4日に生まれて
9000マイルの約束
G.I.ジェーン
G.I ジョー
JSA
Oh!外人部隊
U-571
Uボート
Uボート 最後の決断
V1号作戦
Z
Z旗あげて

 

Oh!外人部隊

1979年6月発行
発行所:松竹株式会社事業部
定価:250円
A4版16P

[解説]

 灼熱の砂漠を舞台にくり広げられるアクションとミステリー。「ボー・ジェスト」の冒険物語は娯楽映画のかっこうの素材として過去3回映画化された(26・39・66年)。最も有名なのはゲーリー・クーパーが主演した39年のウイリアム・ウエルマン作品で、今は懐しいクラシック映画の名作だ。
 さて「ボー・ジェスト最後の映画化」と原題で謳われている今回の「ボー・ジェスト」は前3作とはちょっと毛色が違う。とにかく企画・脚色・監督・主演があのギョロ目を売物とするマーティ・フェルドマンなのだ。もともとコメディ・ライターだったが、役者に職域を広げ今回はカメラの前後両方に立ってハリウッド映画のクラシック「ボー・ジェスト」を、ドタバタどころかチャカメチャな手さばきで料理している。まさに冗談は彼の顔だけではなかった。最初から最後まで聞いて笑い、見てふきだす。セリフとアクションの両面からこれほどおかしく迫ってくる喜劇映画はメッタにない。
 マジメ版「ボー・ジェスト」の売物のひとつはオールスター・キャストだったが今作はその点でも前作に劣るものではない。二枚目ボー・ジェストに扮するのはいつも二枚目のマイケル・ヨーク(2300年未来への旅)。二枚目とはほど遠いその双児の兄弟をフェルドマンが演じ、アン・マークレット(名探偵再登場)が二人の継母としてあでやかに登場する。その他、ピーター・ユスティノフ(2300年未来への旅)、トレバー・ハワード(ライアンの娘)、ジェームズ・アール・ジョーンズ(ボクサー)、テリー・トーマス(素晴らしきヒコーキ野郎)など、芸達者な曲者役者たちがハメを外して笑いを大サービス。
 そして、そしてですぞ、この映画を2倍、いやいや3倍以上にするお楽しみは、ナ・ナント!すぺしぁる・げすと・すたあに故人ゲーリー・クーパーが出演しているのです。どんな登場の仕方をするかは観てのお楽しみ。
 撮影はスペイン・ロケが中心となったが、マドリッド滞在中へ肝心のフェルドマンが水疱瘡にかかってスケジュールは数週間オーバー。ようやく全身の吹出物が完治した時、あの飛び出た目玉はそのままでホッと一安心したとか……ン?
 これが「最後のボー・ジェスト」になるかどうかはともかく「最もおかしくて楽しいボー・ジュスト」であることは保証つきである。

[プロダクション・ノート]

●ライター、俳優、そして監督と手を広げてきたマーティ・フェルドマンだが、自分では今でも本業は「ライター」だと思っている。「だってキミ、俳優として美貌がおとろえたとき、何かやることがなけりゃ困るだろ。だから書くことはこれからもずっと続けてゆくよ」と本人はその理由を語る。
●フェルドマンはこの30年来、一切肉を食べたことがない頑固な菜食主義者。戦時中、英国の田舎に疎開して、家畜に親しんだ時以来、「知能を持つ動物はたべない」という誓いをたてた。「ただし、プロデューサーという動物はいつでも喜んでたべてみせる」そうである。
●「メル・ブルックスはエンターテイナー。それに対してウディ・アレンはメッセージを持ったコメディアン。メルは観客を強姦し、ウディは観客を誘惑する。ジーン・ワイルダーはどちらかといえばウディ型」というのが、フェルドマンのマジメなライバル評である。