![]() |
キャッチ22昭和46年10月22日発行 |
[解説]この映画は本年度最高の問題作である。少なくとも、映画ファンを完全に興奮させるに違いない話題作である。 |
|
[プロダクション・ノート]★映画界で飛行機のアクション・シーンがあると必ずその名が出るヒコーキ野郎フランク・トールマン。 「第2次大戦当時の爆撃機を18機、メキシコで使いたいから」と要求されて、ただちにパイロットもろとも用だてできるのは世界広しといえど彼だけしかいないだろう。5歳の時、第1次大戦のパイロットだった父のヒザの上で飛んだのが初飛行。以来、アメリカ空軍の飛行教官をつとめ、戦後はあらゆる飛行機とその高等技術をものにして政府や民間航空会社のためのテスト飛行、航空ショーのためのスタント、映画撮影、などあらゆる事をやった。彼の乗った飛行機で飛ばなかった飛行機はないといわれ、1914年製のイギリス戦闘機ソプウイッズ・キャメル、1918年製フォッカー・ローク戦闘機、1917年製フランス・ニューポール機、世界にたった1機というドイツのファルツ戦闘機など枚挙にいとまがない。この中でもファルツ機などはパイロット連が誰も乗ろうとしなかった恐怖の飛行機というシロモノだという。 ★マイク・ニコルズ監督が大変気に入ったというロケ地はグエイマスに近いメキシコ奥地。最初、ロケ地は絶対に原作通りの地中海のイタリアに近い小島でといっていたが、地中海の島々はあまり俗化にしていてとうていカメラの冷酷な目には耐えられない。そして候補に上ったのがメキシコの奥地。ロケ・ハンティングの一行は飛行機でその場所を捜したのだが実際にそこを訪れたスタッフは驚いた。それはまるで「サボテンのはえた月面」という荒地であり、山を爆破して基地を作り、雑草、サボテンをなぎ倒して滑走路を通し、ガラガラ蛇、コヨーテを退治して宿舎を建設した。そのために75人の地元労務者が蕃刀をふるって働いた。 |
|