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遙かなる戦場ケン・ブックスNo.71 1968年8月発行 |
[解説]1854年から56年にかけて黒海にのぞむクリミア半島で行われた戦争、クリミア戦争はロシア対イギリス、フランス、トルコの連合軍(後にサルジリア王国も連合軍側に参加)の戦争だったが、これは近東における大国間の権益をめぐる誤解と外交的失敗から起ったと世界史には記されている。 |
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[プロダクション・ノート]★バネッサ・レッドクレーブは、去る2月13日、ロンドンのバッキンガム宮殿で、エリザベス女王に謁見し、大英帝国上級勲爵士(CBE=コマンダー・オブ・ザ・オーダー・オブ・ザ・ブリティッシュ・エンパイアー)の称号を与えられました。 ★バネッサ・レッドクレーブが、「キャメロット」で共演したフランコ・ネロとお熱い関係にあることは、いまや衆知の事実です。2人は、67年のクリスマスから68年のお正月にかけてのバカンスもともに過ごして、噂を証明した形になりました。 ★バネッサ・レッドクレーブの2人の娘、ナターシャ(4歳)とジョーリー・キム(2歳)はこの映画の中でエキストラとして採用され、お母さんんの結婚式のシーンで、蝶結びの晴着姿を見せています。さらに、彼女たちの父であり、この映画の監督でもあるトニー・リチャードスンが、その式の司会をつとめているのもちょっとした話題です。 ★歴史はくり返されるといいますが、トルコ滞在中のデイビッド・ヘミングスは、トレバー・ハワードの扮しているカーディガン卿が、映画の中でフランス人コックと住んでいたヨットを借り受け、新妻のアメリカ女優ゲール・ハニカットと、海上生活を楽しみました。 ★この映画にはトレバー・ハワード、バネッサ・レッドクレーブらとともに、多くの馬が出演していますが、リチャードソン監督をはじめとするスタッフの馬に対する気の使いようは、ひと通りではありません。たとえば、砲火のために3トンのダイナマイトを使った、すさまじい戦闘シーンでは、スクリーンにおさまる670頭の軍馬すべての耳に綿をつめて、ショックを与えないことを確めてから、撮影を開始しました。 ★ロンドンの雑誌“イントロ”はデイビッド・ヘミングズが、この映画の公開後、1968年にもっとも成功すると予想される人物になるだろうと報じています。 ★ハムレットを実に500回以上も演じている名シェークスピア役者ジョン・ギルガッド卿が、この映画で演じるのは、隻腕の将軍ラグラン卿です。ラグラン卿といえば、彼があの着やすい“ラグランそで”の元祖であることを知っている人は少くないでしょう? |
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