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メル・ブルックスの大脱走 昭和59年5月19日発行 |
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| [解説]
「ブレージングサドル」「ヤング・フランケンシュタイン」などスーパー・ヒット作を製作・監督・主演してきた喜劇の天才メル・ブルックスが、初めて監督を離れて役者として専念し、新生面を開拓した傑作コメディである。 |
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| [プロダクション・ノート]
メル・ブルックスは語る 「この映画にリメイクのレッテルを貼られるのはとても嫌だ。古典的な物語をもう一度映画にするのはリメイクではないと思う。ルビッチの作品は、時間を越えている。舞台でジョン・バリモアが「ハムレット」をやり、その後、オリビエが、さらにリチャード・バートンがやっても、誰も「ハムレット」のリメイクとは言わない。それと同じことを私は映画でやったのだ。 アラン・ジョンソン監督は語る 「ルビッチ作品と違う重要な点は、ミュージカル・ナンバーの導入だ。はじめはもっとミュージカル風にするつもりだったが、かえって邪魔になると気づいた。これは脱出のサスペンス・コメディなので、ミュージカルの部分が多くなると印象が散漫になるので最少限にとどめたのは成功だったと思う。メルもアンも正規のダンサーではないが二人とも非常に音楽的センスがあるし素晴らしいスタイルを持っている。アンは予想以上に歌も踊りもみことだった。 ホセ・ファーラーは語る 「ポーランド人でありながらナチに協力するシレッツキー教授は、自分のことしか念頭にない男だ。国も売れば母親も見捨てる。不幸なことに、この世の中にはこの種の人間があふれていたし、これからもそうだろう。この役作りは、リアリティの創造だった。こうしたコメディを成功させる鍵は、信じ難いようなことを信じさせることにある。」 チャールス・ターニングは語る 「ナチのエアハルト大佐役は難役だった。役をいい人間に見せすぎないように注意しなければいけないと思った。でないと観客に同情を寄せられてしまうからだ。脅迫的なナチの恐さを持ち、盲目的に命令に従う軍人の一面と、怒りっぽく、他人に責任をなすりつけるようなズルイ奴で、その複雑な性格を出すのに苦労した。」 |
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