![]() |
ネイビー・シールズ平成2年10月5日発行発行所:松竹株式会社事業部 定価400円 A4版24P |
[解説] ガッツ。パワー。パッション。そして勝利───。全世界にはびこる悪の組織から、祖国アメリカを守るために命を賭ける、特殊部隊のスーパー・ファイターたち。不僥不屈の力と勇気を備えた特殊部隊。他に比類を見ない特殊技術を持つ、勇敢なレスキューチーム。ザ・ベスト・オブ・ザ・ベスト。それが“NAVYSEAL”だ。 |
|
[プロダクション・ノート]★機密事項の多いネイビー・シールを主人公とした映画を製作するには、多くの問題があった。プロデューサーのフェイゲンは言う。「元・ネイビー・シールのファーラーも、どうしても口を割れない部分があって大変でした。ストーリーを作る時も、実際に起こり得るような状況設定をしたのですが、できればこんな怖ろしいことは起きて欲しくないですね。でも、とてもタイムリーで現実的な問題であることも確かです」。監督のルイス・ティーグはこれに加えて、「大規模な世界大戦というのはもう過去の話です。なぜなら、NATOやワルシャワ条約機構も解体の方向に向かっているし、いわゆる同盟国的なつながりも日々変っているのが今日の世界情勢でしょう。これからは紛争も局地的なものになってきて、SEALのような部隊が暴動をまだつぽみのうちに摘み取っていくような時代に入っているのではないでしょうか」と語っている。 ★SEALのメンバーになるまでの関門はとにかくすさまじい。カリフォルニア州サンディエゴ近くのコロラド島というところで、基本訓練が行なわれるが、鉄のように固い覚悟ができていなければ、まず一晩で落伍してしまうだろうとファーラーは言う。それは80%の勾配の崖を登るに等しいと例えている。息抜きなど全くなく、走り、潜り、爆弾訓練や偵察訓練などが行なわれるため、けがをした者や精魂尽き果てた者は自発的に去って行くしかないのである。その苦難は肉体的なものだけにとどまらない。医療知識、海図及び地図の作製法、爆発物に関する知識、通信技術、全兵器に関する知識をも勉強しなければならない。 ★シールを演じるキャストたちは、北部バージニア州に飛んで特別訓練を2週間愛けた。 ★訓練が終ると、ヴァージニア州ノーフォークに移って撮影が始まった。ノーフォークは世界で最大規模の海軍基地のあるところである。限界のある協力体勢のもとで、海軍は基地の一部やトレーニング・グラウンドの使用を許可してくれた。それから、キャストとクルーは空路スペインヘと向かった。舞台となる中東と似ている、スペイン南部の地中海沿岸の古い町が選ばれた。乾燥した気候のもと、古い市壁に取り囲まれたカルタギーナの町でロケが行なわれた。ここでは、スペイン海軍が大幅な協力をしてくれて、人材や機器類を始め、潜水艦、軍艦、ヘリコプターなどを提供してくれた。映画で最大のヤマ場となる、ベイルートの市街の舞台にふさわしく、カルタギーナはその入り江が自然の要塞の如くなっており、滅びた町の内側には急な坂があり、道路には玉石が敷かれ、その細い道にムーア式の白壁の家が迫っている。そこを更に撮影用に手を加え、戦争で目茶苦茶に破壊されたベイルートの市街そのままに変身させたのである。カルタギーナの町の人々は底抜けに気がよくて、疲れを知らぬ働き者ばかりで、撮影にもとても協力的だった。クルーがダイナマイトで建物を壊そうが、夜の静けさを破るように一斉射撃を始めようが、まるで気にしていないようだった。また、このは、人類のるつぼのような町で、スペイン人をはじめ、アフリカ人、アラブ人などありとあらゆる人類が住んでおり、映画のエキストラを探すには理想的なところだった。 |
|